たに整体院の整体で、「変形性膝関節症」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 60代 主婦 奈良県橿原市
症状
たくさん歩くと右膝に痛みが出たり、今では正座もできなくなり、座敷や床に座るが辛い。
過去に、整形外科で右変形性膝関節症と診断された経験がある。
また、30年前から外反母趾の変形があり、特に最近になり、どんな靴を履いても痛くなってきている。
ピラティスやプールなど運動は、積極的にしているが、「このままひどくなって歩けなくなったら・・・」という不安があり、ネットで当院を見つけ来院。
施術内容と経過
初回
足型検査や歩き方のチェックを行なった結果、右膝の痛みは、外反母趾による歩き方に原因があると考えた。
まず、外反母趾の調整で足首の可動域を広げ、正しい歩き方がしやすいように調整。
それに合わせて、変形性膝関節症と関連している、股関節のねじれの調整を行った。
最後に良い状態を長持ちさせるため、テーピングをして、初回は終了。
2回目(初回から4日後)
2回目来院時、テーピングと正しい歩き方の指導をしたことで、外反母趾の痛みは軽減しているとのこと。
施術は、前回と同様に「正しい歩き方」ができる体を作ることを目的に施術を行なった。
正座は、まだ完全にはできないが、屈伸運動は、かなり下まで膝を曲げることができるようになった。
3回目から5回目(7日おき)
5回目で再検査を行うと、歩き方もほぼ問題ない。
膝の屈伸運動も問題なくできている。
正座は、曲げ切ることはできるが、少し膝裏に張りを感じるとのこと。
6回目から7回目
2週間間隔で、様子を見ながら施術を行い、施術間隔をあけても良い状態がキープできるようになった。
正座も楽にできてきているようで、ほぼ問題なかったので終了した。
運動も楽しくできているようで、「歩けなくなるかも・・・」という不安はないようだ。
同時に施術した症状
肩こり・腰痛
施術方法
C1・骨盤捻転・膝山本操法・外反母趾調整・テーピング
院長コメント
今回の事例は、外反母趾による悪い歩き方によって、膝関節へ負荷をかけていることが原因だった。
正しい歩き方ができるようになると、自然に外反母趾の痛みも、膝関節の痛みも楽になっていった。
特に、今回の事例だけに限らないが、変形性膝関節症の方は、外反母趾や足に歪みが起こっていることが多く、悪い歩き方をしている。
イメージでいうと、ペンギンのようなペタペタという歩き方だ。
整形外科で、一時的に痛みをとることも良いが、それを繰り返していると、根本が解消されないままになってしまうことを理解してほしいと思う。
今後も継続して、歩き方や姿勢のケアを続けていきましょう!
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。