今回は、1か月前からの吐き気や頭痛を改善に導いた事例のご紹介です。
お客さま
男性 20代
来院
2016年2月
症状
1か月ほど前から吐き気や頭痛、めまい、耳鳴り、動悸の症状で学校の授業が受けれない状態。一日授業を受けれずに授業を抜けたり、学校にいけない日もあった。
授業中に、急に吐き気が出てくることが精神的にもかなりつらい。また人混みやバスなど閉鎖的な空間にいくと症状が出てくる。来院時はすごく不安な顔をしていた。
施術経過と内容
吐き気やめまい、頭痛と関連性が高い、頚椎や頭蓋骨をチェックした。とくに頚椎に歪みと筋肉の過緊張がみられ原因かと考えた。肩の緊張もチェックしていくと、自覚的には肩こりはないが、両肩の筋肉の緊張の左右差が顕著にみられたので施術。
初回の施術で、吐き気や頭痛、頭重感(頭が重い)、ふわふわしためまいなどは7割なくなった。
6回の施術で、少し授業の抜けることがあっても、一日ほとんど授業を受けても問題なくなってきた。
1週間に1度のペースで施術を行う必要があったが、今は1か月に1回の施術でどんどんできることが増えている。
同時に施術した内容
副腎、腎臓
使用した手技
体幹、肋骨調整、C1調整、骨盤調整、
考察
初回来院時には、すごく不安な顔をしていたのが記憶にある。本人の自覚としては、原因がわからず余計に不安になっていた。授業受けているとパニック的な症状が出てくる状態だったので、その時の対処法も同時に伝えたのが回復したきっかけになった。本人としても前向きに取り組んだよかった。
自律神経失調症、パニック障害のような症状は、急に症状が出てくるので、「このまま一生ついてしまうのではないか」という不安がよぎるが、必ず回復する症状なので、まずはあせらないことが非常に重要だ。