今回は、姿勢を矯正したことで動悸など自律神経の不調がらくに。首肩も軽くなった事例のご紹介。
お客さま
女性 40代
来院
2016年4月
症状
動悸、首肩のコリ、腰痛など様々な不調で悩んでいる。睡眠もとりづらいときがあり、ストレスを感じると余計に動悸や首肩のこりがひどくなる。家の仕事で事務的な作業が多く机に向かっていることが多い。
施術経過と内容
検査した結果、頚椎(C1、2)と骨盤の歪みからくる姿勢の問題だと考えた。
立っているときの姿勢を横から見ると、反り腰になり前傾姿勢になっている。
常に背筋に力が入っている状態で、力が入っていたこともあまり気づいていなかったようだ。
まず、C1、C2と骨盤を調整し、踵骨腓骨という体の土台となる足の骨のバランスを整え、その後の変化を確認したかったので、1回目の施術は終了。
2回目に確認すると、施術後、楽に過ごせるようになってきた。歪みも少し戻っていたが施術を重ねると安定するケース。計5回施術をおこなうと動悸や首肩コリ、腰痛は解消した。特に腰痛はぎっくり腰に何度もなっていたので、「メンテナンスは必要」ということを伝えて1~2か月に1度、メンテナンスをしている。
同時に施術した内容
冷えとり、体幹、肋骨、踵骨、腓骨
使用した手技
体幹、肋骨調整、C1C2調整、骨盤調整、踵骨腓骨調整(立位姿勢)
考察
姿勢が前傾姿勢になることで身体が常に緊張状態になっていたので、回復しづらい状況になっていた。
施術と合わせて、正しい姿勢を意識して続けたことで回復が早くなった。
また、「足」の骨の歪みを調整することでよい状態が長持ちするようになるので足はとても大切。
ただ、正しい姿勢といっても自己流でやると、自分で正しい姿勢と思っている姿勢が実は、わるい姿勢になっていることが多い。よくあるのは、子供のころから「背筋を伸ばしなさい」と意識づけられた場合だ。
背筋を伸ばすと姿勢がよいと思われがちだが、背筋を意識すると、余計に背中や肩に緊張がおこり不調を起こしやすい姿勢になるので注意が必要だ。正しい姿勢をチェックするときは必ず専門家に相談することをおすすめする。
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