【20代】女性 約2年前からの右顎関節症が楽に。食事や趣味も楽しめるようになった。

施術風景画像

今回は、約2年前からの右顎関節症が楽に。食事や趣味も楽しめるようになった事例のご紹介。

お客さま

女性 20代

来院

2016年11月

症状

2年前位からの右の顎関節症や肩こり、頭痛、首の重さがつらく、特に頭痛は、1週間前くらい前からひどくなっている状態。

最近は、長時間机に座ってることが多く、ほんの小さなことでイライラすること、睡眠がとれないことが増えており、過去に自律神経の不調に悩まされた経験がある。

顎関節症に関しては、硬いものが食べられず、噛むときに痛みがあったり、口が開かない状態になることもある。
歯医者に行き、マウスピースを作り、治療を続けていたが改善されず来院された。

施術経過と内容

顎関節には大きな歪みは見られず、首肩の筋肉の緊張が強い。また、土台である足は外反母趾にになったことで首、肩、顎に負担がかかっていると考えた。

自律神経の乱れからくる症状も見られたので、内臓面や骨盤の矯正もおこなった。
顎に関しては、首の筋肉(胸鎖乳突筋)を元の位置にもどすことで、顎の痛みは一気に半減。

顎以外の首や肩、足の調整もおこなうことで、アゴの痛みはほぼなくなり、スムーズに開閉できるようになった。
良い状態を長持ちさせるために足裏にテーピングもおこなった。足の調整を行うことは、健康に保つためには必須のことである。

2回目〜6回目の施術を1週間に1回のペースで繰り返し行うと、頭痛や顎の痛みは改善したので終了。
いまは、慢性的に自律神経の不調があったため、月1回メンテナンスしている。

同時に施術した内容

脊柱起立筋、肝臓

使用した手技

足裏テーピング、体幹肋骨の調整、頸椎調整、骨盤調整、顎関節瞬時調整

考察

自律神経失調症は、顎の痛みとも関連しており、自律神経のバランスが崩れていると、無意識に顎に力が入っていたりすることで、首の痛み肩こり、頭痛など他の不調も起こりやすくなる。

また、今回のケースは顎関節には大きな歪みはなく、「筋肉」による顎の痛みが起きていた。

つまり顎関節症は、関節に異常がある場合もあるが、ほとんどの場合、筋肉が関係していることが多い。

この点は、必ず検査やチェックをする必要がある。
食事や歯磨きが楽にできるようになり、趣味の楽器をふけるようになったと言う事だったので、目標を一緒に達成できてよかった。

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