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著者:谷 信弥
2019年1月02日
- 「整体って保険が適用されるの?」
- 「そもそも、整体と接骨院、整骨院って何が違うの?」
こんにちは。
奈良の「たに整体院」院長の谷 信弥です。
整体と言っても調べると接骨院(整骨院)、マッサージ、鍼灸があったり、患者さんからすると何が違うのか、どこに行けばいいのかわかりづらい仕組みになっていますよね。
昔なら接骨院(整骨院)というと保険が適用できるのが当たり前でした。
しかし、法律違反(医師の同意なしに保険適用するなど)を起こす院が増えてきたため、今では接骨院(整骨院)と言っていても、保険を取り扱いしていない院(自費のみ)が増えています。
となると、余計に整体と接骨院(整骨院)の違いがあいまいになってきています。
そこで、この記事では、整体との違いをわかりやすくご紹介したいと思います。
自分に合った施術所選びの参考になれば幸いです。
整体には保険が適用されるの?
結論からいうと整体では保険は適用することができません。
料金は、すべて自費で支払う必要があります。
料金については、整体院のホームページなどを見て、しっかり明記されていることを確認してから相談してみましょう。
また、ここでややこしくなるのが、整体と接骨院(整骨院)との違いです。
なぜなら、接骨院(整骨院)といっても、症状によって保険が適用できる場合とできない場合があるからです。
つまり、接骨院(整骨院)=保険適用されるというわけではないんです。
その点について詳しくみていきましょう!
整体と接骨院(整骨院)の違いとは?
整体との大きく違う点として、接骨院(整骨院)では、柔道整復師という国家資格をもっている人が従事している点です。
ですが、医師ではないので、以下のように保険適用できる範囲が限られています。
- 整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。 なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。※引用:柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて/厚生労働省
今では、少なくなっていますが、肩こり、筋肉疲労などでも保険適用している接骨院があったりしたので、問題になっていたこともありますね。
法律的にも、あいまいな点があるので、病院と接骨院、整体、鍼灸、マッサージなどすごく分かりにくい仕組みになっているのが現状です。
まとめ
以上、整体には保険が適用されるのか?という点についてご紹介してきました。
病院と違い、整体では保険は適用されませんが、別にあやしいものでもありません。
エステやネイルも当たり前のように行きますよね?
それと同じで整体も、自費が当たり前ですが、実績や長年培ってきた技術があるなら、安心して受けることができると思います。
特に、「誰が施術をするのか?」というのが非常に大切なポイントだと思うので、院長の想いやプロフィールをしっかり見てから、この整体に行こうと決めてもいいと思いますね!