たに整体院の整体で、「肩こり」「首こり」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 30代 自営業 奈良県橿原市
症状
約2年前から慢性疲労症候群と診断され、不眠や首こり、肩こりなど、様々な不調が出始めた。
きっかけに、心当たりがあるとすればマット運動をしていて首を痛めたことかなと思っている。
※慢性疲労症候群とは、日常生活が送れないほどの、重度の疲労感が続く状態をいいます。
症状の個人差があり、原因はまだ解明されていないようだ。
仕事にも行けない日があり、仕事をやめることを決断し、今は自営業で仕事をなんとかこなしている状態。
薬物療法(漢方など)や、マッサージ、自己流のケアを行ってきたが、なかなか良くならず、他の方法を探していて、当院をネットで見つけ、来院された。
施術内容と経過
初回
足型検査をしたところ、外反母趾になり、股関節や骨盤に歪みとねじれを起こしている。
また、頚椎にも歪みが起こり、姿勢が猫背になっている。
検査から根本の原因は、
・外反母趾
・頚椎2番
だと考えた。
まず、手技で足の調整を行い、土台である足のバランスを整えた。
さらに、特別な方法で、頚椎2番の調整を行うと、首肩の重みはかなり軽くなったようだ。
次回は、5日以内に来院するよう指示し、初回は終了。(施術計画:施術期間3ヶ月・初めの1ヶ月で6回施術)
2回目(初回から5日後)
初回のあと、身体にだるさが出たが、それはその日だけですぐにおさまったようだ。
症状が慢性化しているため、反応が出る方が回復しやすいことがあるため、このまま強度を少し上げて調整していく。
2回目は、歪みの調整と合わせて、筋肉のタイプをチェックし、筋肉の緊張を緩和させるようにした。(筋肉は押す刺激だけで緩む場合と緩まない場合がある。この見極めが肝心だ。マッサージに行って良くならない人は、押す刺激自体が合っていない可能性が高い。)
次回は、5日後に来院するよう指示し、終了。
3回目(5日後に来院)
初めのような歪みは、安定してきており、調整すれば、すぐに整う。
今回は、より土台である足を安定させるため、足にテーピングを行い、立ち方、歩き方の指導をした。
6回目
6回目で再検査。
立位での足のバランスは安定してきている。
頚椎2番は、ほとんど問題なく可動しており、周りの筋緊張が少し残っている。
肩こり、背中のこり痛みは、軽くなっており、朝起きたときの首のしんどさが、日によって辛いときがあるようだ。
2ヶ月目以降は、2週間おきに施術する。
施術は、前回と同様の方法で進めていくこととした。
8回目
8回目来院時、右手だけ冷えを感じることがあったようだ。
チェックした感じだと問題なかったので、一時的な症状だったと考えた。
他の首・肩・背中のこりや痛みは、良い状態を保つことができているようだ。
セルフケアである程度、良い状態が保てると判断したため、今回で施術は終了。
メンテナンスが必要だと判断したため、3週間ごとにケアを行う。
同時に施術した症状
肩こり・慢性腰痛・冷え性・慢性疲労症候群
施術方法
c2・骨盤捻転・外反母趾調整・テーピング
院長コメント
今回の事例は、慢性疲労症候群がきっかけで、首、肩、背中のこりや痛みが出てきていた。
病院では、薬物療法が中心になるため、慢性化した症状が続くと、なかなか良くならない傾向がある。
このような場合は、ほとんどの場合、他の部位に原因があると考えてよいだろう。
今回も、外反母趾による足のバランスの崩れが、身体に大きな負荷をかけていた。
あなたも首や肩、腰などの辛さが続いている場合は、自分の足に目を向けてほしい。
外反母趾や扁平足などが影響しているかもしれない。
もし、異常に気づいた場合は、すぐに当院へ相談してほしいと思う。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。