たに整体院の整体で、「仙腸関節炎」の症状を改善に導いた事例をご紹介します。
あなたと同じ悩みかもしれませんので、参考にご覧ください。
お客さま
女性 50代 立ち仕事 奈良県桜井市
症状
約20年前からぎっくり腰を定期的に繰り返しており、慢性的な腰痛で困ることが多い。
今回は、お尻の真ん中が痛くて、座っているのがツラい。
仕事中は、しゃがむことが多いため、そのときにも痛いが、休憩のときなどに座ってられなくなるのが1番つらいとのこと。
マッサージや接骨院、整骨院などに行ったが、なかなか良くならないため、他の方法をネットで探していた。
足も痛くなることがあったため、足から見てくれる専門の当院へ来院。
施術内容と経過
初回
足型検査と仙腸関節など、各関節のチェックを行うと、外反母趾になっていることが分かるとともに、
・大内転筋(脚の太ももの筋肉)
・頸椎(頸椎2番)
に根本原因があると考えた。
まず、頸椎2番と大内転筋の調整を行うと、前屈する可動域が改善された。
さらに、良い状態を長持ちさせるため、土台である足にテーピングを行った。
(外反母趾の負荷を軽減するため)
まだ痛みは残るが、すぐ変化が出るものではないので、今回の施術はここまでとした。
次回は、4日以内に来院するよう指示し、初回は終了。
(施術計画:施術期間2ヶ月・1ヶ月目で6回施術)
2回目(初回から4日後)
4日後に来院された。
まだ大きな変化は出ていないが、骨盤の歪みは、前回ほど歪んでいない。
足にテーピングを行ったことも、良かった点だろう。
前回と同様の施術を6回目まで繰り返し行うこととした。
6回目
5日おきで6回目で再検査。
頸椎2番の歪みは、ほぼ問題なくなった。
大内転筋の緊張は、まだ残っている。
座っているときの痛みは半減し、長時間でなければ、大丈夫とのこと。
痛みが半分になるだけでも、かなり気持ちが軽くなったようだ。
2ヶ月目以降は、2週間から3種間おきに3回施術することにした。
9回目
9回目で再度チェック。
長時間座る姿勢も、楽になり、ほぼ気にならなくなったとのこと。
初回チェックした根本原因は、問題なかったため、今回で施術は終了。
ぎっくり腰を繰り返したり、症状が慢性化していたため、1ヶ月に1回のメンテナンスを行っていく。
同時に施術した症状
頭痛・首こり・肩こり・股関節痛・尾骨痛
施術方法
c2・骨盤捻転・仙骨調整・コウ打法・大内転筋
院長コメント
今回の仙腸関節炎の事例は、イスに座るのがツライ状態だった。
さらに、20年前から、ぎっくり腰を繰り返し、慢性的な腰痛になっていたことで、余計に不安に感じていたようだ。
施術で、脚(大内転筋)の調整を行ったことが、良い状態を長持ちできるようになったと考える。
さらに、足にテーピングをして、安定させたこともよかった点だろう。
私の仕事としては、痛み不調を整体という方法で取り除くことではあるが、患者さんが、「明るい未来が想像できる」コトバをかけることも重要だと考えている。
今回も、初回に仮定した施術計画が良くなった1つの要因だが、患者さんが「良くなるんですね」という安心したことが、順調に回復していった大きな要因だと思う。
あらためて、「施術+α」で整体という手法を極めていきたい。
もし、あなたが、この事例と同じ悩みを持っているなら、ぜひ私に相談してほしい。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身症状の専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。