今回は、アキレス腱断裂後のアキレス腱炎の痛みで階段の上り下りが辛いを改善に導いた事例をご紹介します。
お客さま
女性 40代 会社員 奈良県
症状
階段の昇降時に右アキレス腱が硬く、引っ張られるように痛い。
4年ほど前に右アキレス腱断裂をして、その後、少しずつ良くなっていたが、最近になり、日常生活でも気になるようになってきた。
歩く分には、問題ないが、アキレス腱や足首を伸ばす、曲げる動作に支障が出る状態。
施術内容と経過
具体的な施術内容と経過について
初回
足型検査と、歩き方のチェックを行うと、足首と足指がかばっているため、可動域制限が起こっている。
まず、足指の調整と、歩き方の指導を行うと、足指をしっかり使えるようになり、足首も施術前より柔軟に動かすことができている。
2回目(初回から5日後)
前回から歩き方を意識してもらっていたため、キレイに足首を使えている。
今回は、脊柱の調整も行い、アキレス腱の可動域を広げた。
なかなか良くならないアキレス腱炎などの症状は、他の部位を調整することが改善に導くことができる場合が多い。
3回目〜5回目(7日おき)
3回目から5回目の施術は、全身のバランスを調整するとともに、足指の調整と歩き方の指導を徹底して行った。
5回目には、階段の昇降時の張りや痛みは、ほとんど感じずに動けているということで終了。
同時に施術した症状
施術方法
アキレス腱の調整・踵骨腓骨調整・C1
院長コメント
今回のケースは、アキレス腱断裂による後遺症である。
このような怪我は、定期的なケアをしていないと、あとあと痛みが出たり、癒着、後遺症が出てくることが多い。
痛みが出たら湿布や痛み止めなど一時的な対処だけでは、根本的な生活習慣や身体のクセを見直すことはできない。
健康は当たり前ではないので、自分の体に異変を感じたときや、家族や友人から指摘されたときは、早期に対処するように心がけてほしい。
実際、私も1ヶ月に1回は、知り合いの整体の先生に身体の状態を診てもらっている。