今回は、2ヶ月前からの坐骨神経痛により中腰ができない、朝起き上がれない状態を改善に導いた事例をご紹介します。
お客さま
女性 30代 主婦 奈良
症状
右側の坐骨神経痛により中腰ができない、朝起き上がれない状態。
出産により帝王切開したことも原因かなと考えている。
特に、「家事をすること、散歩することを楽しくできるようになりたい!」ということで、整形外科(病院)以外の方法で探していて来院。
施術内容と経過
足形検査と関節や筋肉のチェックを行うと、
- 大腰筋(腎臓系)
- 猫背などの姿勢
が原因として考えた。
初回
まず、猫背などの姿勢を正しい状態にするため、骨盤や腰椎のねじれを調整。
さらに、お腹の筋肉である大腰筋の緊張も緩和させた。
立ち姿勢、座り姿勢ともに前に体重がかかるような猫背のような体勢になっているので、根本の姿勢を正しくできるように歩き方、立ち方も指導した。
2回目(初回から7日後)
初回の施術後の翌日に少し痛みやだるさが強くなったが、一時的なもので良くなる段階でよくあることだ。
逆にこのような反応が出たことで良い方向だと考え、初回と同じ施術を繰り返した。
3回目(2回目から6日後)
朝起きたときの痛みはまだ残っているが、他の動作は問題なくなってきているとのこと。
腰椎のねじれがまだあるので、細かく整えた。
4回目(3回目から10日後)
朝起きたときの痛みも楽になってきている。
姿勢もまっすぐ保つことができるようになってきている。
歪み的には問題ない。
あとは、大腰筋の緊張が緩和すれば、もっと楽になるので筋肉を中心に整えた。
5回目(4回目から7日後)
5回目では、ほぼ坐骨神経痛の痛みだるさは問題ない。
根本原因の
- 大腰筋(腎臓系)
- 猫背などの姿勢
を再検査したが、キレイな立ち姿勢になっているので、正しく歩けていることがわかったので終了。
正しい歩き方ができていれば身体はどんどん良くなっていく。
同時に施術した症状
肩こり・股関節痛・むくみ・慢性疲労
施術方法
骨盤捻転・大腰筋・頚椎調整・クラニアル・踵骨腓骨調整
院長コメント
今回の坐骨神経痛のケースは、中腰ができない、朝起き上がれないというつらさがあったが、根本原因であるお腹の筋肉(大腰筋)と猫背の姿勢の問題を改善したことで右側坐骨神経痛の痛みだるさは解消された。
普段から家事や子育てで、睡眠時間も4時間ぐらいしか取れておらず、全体的な疲労が溜まっていたことは原因の1つになっているとも考えられる。
疲労が蓄積されすぎると、気づいたときには、痛みや不調が慢性化してしまい改善することも遅くなってしまうので、何事も早めの対策が重要だと感じた。
症状について詳しくはこちら
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