お客さま
症状
膝痛(前側と内側の痛み)による階段の昇降がつらい。
徐々にひどくなってきており、整形外科で湿布をもらったが、なかなか良くならないということで来院。
施術内容と経過
初回
足型分析と姿勢分析をした結果、体重が前のめりになっていることが分かった。
触診したところ股関節に捻れが見られたので、股関節調整と大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)の施術を行った。
確認のため、階段の昇降をしてもらうとほとんど問題なく歩けている。
次回は、4日以内に来院するよう指示し、初回は終了。
2回目(4日後)
来院時、伝えた姿勢の意識をうまくできていたこともあり、体重が前のめりになることは、ほとんどなくなっていた。
思っていた以上に、早く姿勢が保てるようになっている。
今回は、大腰筋というインナーマッスルの調整も行うことで、下半身の循環をより良くするように施術した。
3回目(7日後)
3回目の来院時、ズキっとした膝内側と前側の痛みは、ほとんど感じていないとのこと。
股関節のねじれも問題なく、筋肉の緊張も緩和されていた。
セルフケアの方法を続けることを指導して、施術は終了。
今後は、1ヶ月に1回のメンテナンスを行なっていく。
同時に施術した症状
施術方法
頚椎調整・骨盤調整・股関節調整・筋肉調整
院長コメント
膝痛ということで来院されたが股関節から大腿部にかけて原因があった。
整形外科にいき、膝痛というと、膝のレントゲンをとったり、膝部分しかみないが、それだけでは根本原因を解決できない。
レントゲンで骨に問題があったとしても改善できる膝痛はたくさんあることを知ってほしい。
今回のケースは、早めに対処できたことで早期に改善できた。慢性化すればするほど改善するのに時間がかかるので、異常を感じたらすぐ相談するべきである。
著者紹介
著者:谷 信弥
たに整体院(桜井市・橿原市)院長
【所持資格】
真体療術・フットケアポディスト・疲労回復整体
「下半身の症状を改善に導く専門家」として、整形外科や整骨院・接骨院に行ったけど、なかなか良くならない症状でお困りの方を、数多く改善に導いている。